「グリーストラップ」の適切な管理方法について

こんにちは、札幌Ring所属、エコラボ合同会社の門馬です。

本日のブログでは、飲食業界には切っても切り離せない悩みどころである

グリーストラップの管理方法について、役立つ情報をまとめてみました。

グリーストラップとは、業務用の厨房からの汚れた排水が下水道に直接流れることなくいったん施設内に貯めてゴミや油を分離させる目的で作られた設備のことです。

下水法や水質汚濁防止法などの法律により、飲食業施設への設置が義務づけられています。このグリーストラップにたまった廃油は、産業廃棄物として事業主が責任を持って処理することが義務づけられているのですが、近年グリーストラップの清掃が不十分なため、下水道の本管が詰まる事故が発生していると多くの地方自治体より注意喚起がだされています。

流れた油脂が下水道に入り込み、固まって下水道の本管が流れなくなった場合、下水道法第45条第1項により、5年以下の懲役又は100万円以下の罰金が科せられるうえに、下水道本管清掃に関する多額の費用も詰まらせた原因者に請求されることがあります。

グリーストラップの標準的な構造は、1~3槽に分かれておりそれぞれに役割がありますが、清掃と洗浄を定期的に行なわないと、後々大きなトラブル繋がりかねません。

定期的な清掃をせずに放置すると腐敗や悪臭の原因となり、細菌が繁殖し、ネズミや害虫が発生してしまいます。

グリーストラップ清掃は、厨房の清掃業務の中でも重要なものではありますが、あの悪臭の中での清掃は大変不快な作業であることも否めません。

そこで、グリーストラップ清掃が少しでもラクになるために、浄化剤の投入をおすすめいたします。配合されている好気性のバイオが表面の油膜を、嫌気性のバイオが沈殿物内の油脂やたんぱくを分解することで、浮遊物・沈殿物の量を減らし、悪臭も防ぐことができます。

グリーストラップ浄化剤の特徴は大きく3つとなります。

①天然の微生物の浄化能力を利用して、油やタンパク等の汚れ臭気の発生源を分解することで、グリーストラップや排管からの悪臭や詰まりを防止します。

②グリーストラップのクリーニング作業を容易にし、その頻度を減少させクリーニング経費を軽減できます。

③専用の自動供給装置で、毎日適時必要量が自動供給されるため手作業での投入が不要です。

グリーストラップを適切な清掃方法で管理し、厨房内の嫌な臭いの原因元を改善し、ムダなコストをかけないようにしましょう。

札幌Ringには専門分野のスペシャリストが多数在籍しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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