今からでも遅くない!顧客との繋がりを作ろう!
こんにちは!
東京Ring会員のフードコネクションの千葉です。
オミクロン株の急速な感染拡大に伴い、34の都道府県では「まん延防止等重点措置」が発令されました。
営業時間短縮の要請と酒類の提供時間制限が出たため、要請に従って営業する店舗や休業を選択する店舗もあるかと思います。
今回は定められた期間内で要請が解除されることを強く願っております。
そんな中、このような不安定な情勢において、客足が戻るお店と戻らないお店の二極化が進んでいるように思います。
この決定的な違いを調べている中で、情報の発信と顧客とのコミュニケーションが非常に大切になっております。
そこで今回は、今からでも間に合う情報発信と顧客とのコミュニケーションツールをご紹介いたします。
最後には事例もご紹介させていただきますので、最後までご拝読いただけますと幸いです。
■情報発信・コミュニケーションツール
コロナ禍になり、お店の情報を顧客に届けることが非常に難しくなっております。
コロナ前は店頭・店内でPOPを掲載することや、来店客への声がけなどで情報を発信していたと思います。
しかし、テレワークの導入で常連客が出勤をする機会が減少することで来店頻度も減少し、情報が届きづらくなりました。
そこで私がおすすめするものはSNSです。
現在はFacebookやInstagram、Twitterなど多数のツールが出ております。
すべて無料で利用ができるため、導入もしやすくなっております。
引用:【2022年1月版】人気ソーシャルメディアのユーザー数まとめ
上記は月間のアクティブユーザー数の最新情報です。
ユーザー層をご覧いただきながら、店舗ターゲットに合わせてお選びいただくのが最適です。
特に飲食店へおすすめできるのはInstagramです。
料理という写真映えするコンテンツやおしゃれな空間を画像で表現できるため、視覚的に情報を訴求することができます。
また、動画や24時間限定の投稿「ストーリーズ」が使えるため、情報の訴求がよりやりやすくなっております。
また、SNSアカウントを連携させることで、FacebookやTwitterにも同じ投稿を上げることができるため、手間も最小限にすることができます。
アカウントの開設はすぐに行うことができますので、まだアカウントをお持ちでない方はこの機会に開設をしてみてはいかがでしょうか?
■LINE公式アカウントも強い!?
上記の表にて、月間のアクティブユーザーが一番多いLINEも利用できると、更に情報発信が強化されますね!
LINEには店舗の情報をお友達に一斉送信できる「LINE公式アカウント」というものがあります。
通常のLINEですとひとりひとりに情報を配信する作業が発生しますが、公式アカウントではその手間を一度で解消してくれます。
こちらも1ヶ月1000通までの配信であれば、無料にて利用ができます。
ただし、Instagramなどと違い拡散力が弱いのが欠点です。
ですが、その欠点をうまく利用することができます。
その方法は、登録者限定の情報を発信することです。
登録してくれている人は、最低1回は店舗を利用した人になりますので、限定的な情報を発信することで常連客というステータスや優越感を感じることができ、再来店や利用頻度の増加にも繋がります。
■LINEの登録を促す事例
LINE公式アカウントは拡散力が低い分、アカウントを認知・登録されるまでに少し時間がかかります。
そこでここでは、登録を促すための事例をご紹介いたします。
メニューをデジタル化
コロナ対策の一貫として、メニューブックを廃止する店舗が多く目に着くようになってきました。
以前食事に行ったお店では、LINEの登録をしないとメニューブックのデータを見れないようになっていました。
また最近では、モバイルオーダーを導入する店舗も増え、LINEを使ったオーダーシステムも流行ってきております。
店内POPで訴求
メニューの差し込みPOPや卓上POPにて誘導することも効果的です。
登録することのメリットを訴求することで、より登録しやすい環境を作れます。
私がご支援するお寿司屋さんでは、「登録したらハイボール1杯プレゼント」という企画を行い、開設後約3ヶ月にて230人の登録が確認できました。
ここでどちらにも共通することは、いかに登録を簡単に案内するか、ということです。
スタッフの手間を最小限にすることで、新しい業務への嫌悪感も避けることができます。
最後に
いかがでしたでしょうか。
これからの時代は、情報をいかに拡散するか、そして顧客とのデジタルの繋がりが非常に重要となっております。
外食をする機会も最小限となり、せっかくなら良いお店で食事をしたいという顧客も多くなります。
そこで来店の決め手となる情報を発信していくことで、いつかの来店へ繋がる種まきができるようになります。
まだまだこの情勢が続くかと思いますが、新たな戦略を取り入れる良い機会となりますので、今回のブログがひとつのきっかけになりますと幸いです。